リオティント パフォーマンスを強化し脱炭素を進めて成長を促進


21 October 2021

リオティントは、本業である鉱業を強化し業績の改善をはかるための各アクションの概要を社内外へ向け広く説明しました。同時に、脱炭素社会における繁栄と、社の方針に沿った魅力的な株主還元を継続することを確実にする長期戦略を発表しています。

リオティント・グループが最高の事業者としての地位を取り戻すため、リオティント・セーフ・プロダクション・システムの導入を新たに進めています。これは、体系的な長期プログラムに、操業上の変動要因削減や対応力増強への障害を除くための迅速な改善行動を組み合わせたものです。

気候変動対策について、各国政府はより野心的な目標を設定して活動を加速しています。社会全体も、企業が脱炭素化関連のアクションをさらにおこなうよう求めています。この求めにしっかりと対応し、課題に立ち向かいそして機会を捉えられるように、リオティントは志を高めて行動してゆきます。

リオティント・グループは、スコープ1、2の炭素排出量を2030年までに50%削減するという新しい目標を発表しました。これは従来目標の3倍以上の削減です。15%の削減達成は、従来目標より5年早い2025年を目指すとしています。これらの目標は、2022年から2030年にかけて排出削減を目的として実施する約75億ドルの直接投資を支えとしています。

自社の生産にかかるカーボン・フットプリントの範囲が広いことを認識し、リオティントは顧客企業の脱炭素化を可能にする技術の研究開発への投資を加速します。各国政府、サプライヤー企業、顧客企業や学術界などと連携し、炭素を出さないアルミニウム製造技術ELYSISTMやいわゆるグリーン・スチール製造のための各種方法のような技術野開発を続けてゆきます。

炭素排出ゼロを求める世界的な流れによるさらなる求めに対応すべく、低炭素社会への移行に欠くことのできない製品に投じる成長資金を優先して、2023年以降、成長のための資本支出を年間約30億ドルに増強します。

強固な財務状況、世界レベルの事業資産と投資規律によって、リオティントは脱炭素化と事業の成長、そして魅力的な株主還元のすべてを実行することが可能です。

リオティントのCEO、ヤコブ・スタウショーンは次のように述べています。「従業員や事業資産の潜在力を存分に発揮させて幅広いステークホルダーの皆様とパートナーシップのもとに協働することにより、ビジネスの強化と業績改善のアクションを続けています。エネルギー革命、進む都市化の恩恵を享受するために、リオティントの製品は欠くことができないものです。事業の脱炭素化に向けて我々は明確な道筋を描けており、当社のお客様、そしてそのお客様の脱炭素化を可能とするための技術の開発を積極的におこなっています。リオティントはこれらを、方針に沿った魅力的な内容の株主還元を続けながら実行することができます。強靭な財務状況と、そのサイクルを通じてしっかりしたキャッシュ・フローを生み出す世界レベルの資産を持っていることが、これを可能にしています」。

プレゼンテーションの要点は次のとおりです。

  • リオティントは2030年までにスコープ1と2の炭素排出を50%削減し、2025年までに、2018年の基準値3,260万トン(二酸化炭素換算、持分ベース)から15%削減することを目標としています。
  • 2022年から2030年までに、自社資産の脱炭素化に最大75億ドルの直接資本を支出。ピルバラの鉄鉱石とオーストラリアのアルミニウム製錬所の再生可能電力供給に重点を置き、そのために2022年から2024年には年間5億ドルを予定しています。
  • 新たに生産能力を広げてエネルギー効率を上げる活動と研究開発へ、最大2億ドルの操業支出を増やします。
  • 資本支出全体の計画としては、2021年に最大約75億ドル(変更なし)、2022年に約80億ドル(従来目標は約75億ドル)を想定し、また2023年と2024年には年間90億ドルから100億ドルという野心的な投資を予定しています。これには設備維持のための年間約35億ドルの支出(旧目標は30-35億ドル)が含まれ、うち年間15億ドルはピルバラ鉄鉱石に関連したものです。

鉄鉱石

  • ピルバラ鉄鉱石の中期生産能力は年間3億4,500万トンから3億6,000万トン(100%ベース)1。
  • ピルバラ地区の脱炭素化は、1ギガワットの風力・太陽光発電の早急な導入を目標として進めてゆきます。これにより約100万トンの二酸化炭素が削減され、施設やインフラストラクチャーで消費される天然ガス火力発電の量を減らして採掘設備の早期電化を支えることになります。
  • ピルバラの生産システムの完全自動化、すなわち運搬用トラック、モバイル機器、鉄道運航を含むものすべてを電化するためには、さらなるギガワット規模の再生可能エネルギー設備の導入と鉱山車両技術の進展が必要です。
  • ピルバラの鉄鉱石をより環境にやさしい方法で製鉄するための研究を続けています。これにはバイオマスや水素を利用する技術が含まれます。

アルミニウム

  • リオティント・アルミニウムは、再生可能エネルギーで有利な立場にあり、非常に高収益な統合アルミニウム事業です。
  • オーストラリアのボイン製錬所とトマゴ製錬所で再生可能エネルギーへ転換するさまざまなオプションの検討を進めています。これらには推定5ギガワット(持分ベース)におよぶ太陽光と風力による電力とともに、常時受電を可能とするしっかりとした策が必要です。
  • アルミニウム市場において、継続的な需要の伸びと、化石燃料による電力に対する逆風など供給側の制約によりもたらされる魅力的な構造変化の可能性が見られます。
  • 製錬プロセスからの炭素排出を排除するELYSISTMの開発が進んでいます。商業規模の技術が2024年に向け順調に進んでいます。

注1: 中期とは、Western Range、Bedded Hill Top、Hope Downs 2、Brockman Synclineなど生産上限に到達し維持するための新規および代替鉱山開発の次の段階が完了した時点と定義されます。これらの鉱山は2025年から初期操業を開始する予定です。生産量の上限に到達し維持するには、2025年から2027年の間に予定されている代替鉱山開発の次の段階の完了が必要です。

リオティントについて

リオティントは、ロンドンとニューヨークの証券取引所に上場する Rio Tinto plc とオーストラリア証券取引所に上場する Rio Tinto Limited からなる二元上場会社で、英国に本社を置いています。国際的大手鉱業グループとして探鉱、鉱業と鉱物資源の加工を主たる事業とし、鉄鉱石、アルミニウム、銅、ダイヤモンド、金、産業用鉱産物(ホウ砂、酸化チタン、塩他)など、人類の進歩に必要不可欠な製品を供給しています。オーストラリアと北米を重要な拠点とし、南米、アジア、欧州、アフリカなど世界で事業をおこなっています。日本はリオティントにとって最も重要で長期にわたる取引パートナーのひとつです。

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