JBICとリオティント、資源分野での協力強化に向け覚書を締結(JBICリリース

国際協力銀行(JBIC)は、リオティントと鉱物資源・金属分野での協力関係を強化するため、覚書(MOU)を締結しました。今回の覚書は、鉄鉱石・アルミニウム・銅・リチウムなど、重要鉱物のサプライチェーン強靱化を共同で進め、日本企業とリオティントの協業を促進することを目的としたものです。リオティントは日本にとって最大級の金属・鉱物サプライヤーであり、長年にわたり日本企業と深い関係を築いてきました。JBICは本取り組みを、自社の中期経営計画における「日本産業の強靱化」や「持続可能な未来への貢献」に沿ったものと位置づけており、今後も公的金融機関として日本企業の事業機会創出を後押ししていく方針です

Nuton技術が初の銅カソード生産に成功(英語リリース

リオティントは、アリゾナ州ジョンソンキャンプ鉱山で独自のバイオリーチング技術Nuton(ニュートン)を使い、初めて銅カソードの生産に成功しました。30年以上の研究開発を経たこの技術は、微生物の力で一次硫化鉱など従来処理が難しい鉱石から効率的に銅を抽出できるもので、今回の成果は実証規模での商業化に向けた重要な一歩となります。Nutonは、従来の銅鉱石処理技術と比較し、水の消費量を80%、炭素排出量を60%削減することが期待されます。また、通常18年程度かかるといわれる鉱山開発に対して、鉱石から18か月で銅カソード生産に到達させた点も大きな特徴です。環境負荷を大幅に抑えつつ、鉱山寿命の延長や低品位資源利用の最大化にも貢献します。Nutonは今後、北米・南米の他の銅鉱山での展開も検討されており、銅の生産手法に大きな変革をもたらす可能性が期待されています。

トマゴ製錬所、政府との協力継続により将来の操業へ前進(日本語リリース

連邦政府およびニューサウスウェールズ州政府は、リオティントが出資するオーストラリア最大のアルミニウム製錬所であるトマゴ製錬所に対し、2028年以降も、信頼性が高く、長期的かつコスト競争力のあるエネルギー供給を支援する新たな道筋を検討することを発表しました。今回の発表は、現行の電力契約満了後のエネルギー課題に対応するため、同社と両政府が継続的に協議してきた成果です。トマゴ・アルミニウムCEOのジェローム・ドゾル氏は、豪州における製造能力を維持するうえで重要な節目だとコメントしています。トマゴ製錬所は年間約59万トンを生産し、国内アルミ生産量の約40%を占める重要拠点であり、約1,200人の直接雇用と5,000人規模の間接雇用を支えています。