日本での当社の活動は、1920年にアメリカ・カリフォルニア州からの最初のホウ酸塩の出荷が始まったときに遡ります。
世界が必要とする素材を、責任ある形で提供する
January-February 2026
リオティントは、Amazon Web Services(AWS)と戦略的に連携し、低炭素バイオリーチング技術Nuton®で生産した銅を米国のデータセンター向けに供給します。本取り組みでは、米国アリゾナ州のジョンソンキャンプ鉱山でNutonにより生産された初めての銅が、AWSのデータセンターで使用される電力ケーブル、変圧器、回路基板、プロセッサーのヒートシンクなどに活用されます。Nutonは、微生物を活用したバイオリーチング技術により、従来の選鉱・製錬プロセスを必要とせず、水使用量や炭素排出量の低減が期待されています。あわせて、AWSはクラウドベースのデータ解析・最適化支援を提供し、Nuton技術の高度化を後押しします。本連携は、低炭素素材の供給とサプライチェーンの強靭化に向けた重要な一歩です。
リオティントは、中国アルミニウム(Chalco)と共同で、ヴォトランチン社が保有するブラジルの Companhia Brasileira de Alumínio(CBA) の支配株式68.596%を取得します。本取引は、リオティントが33%、Chalcoが67%を出資する合弁会社を通じた共同取得であり、低炭素・再生可能エネルギーを基盤とするアルミニウム事業のグローバル展開を強化するものです。CBAは、再生可能エネルギーで稼働する垂直統合型のアルミニウム事業をブラジルで展開し、成長する国内市場に競争力ある低炭素製品を供給しています。本取引により、リオティントは低炭素アルミニウムの事業基盤を拡充するとともに、将来の成長機会の創出を目指します。
リオティントは、カナダ政府とのパートナーシップのもと、ガリウム金属の研究開発プロジェクトを前進させています。本プロジェクトでは、ケベック州にあるアルミナ精製プロセスから一次ガリウムを抽出する技術の確立を目指しており、2027年の稼働開始を予定したパイロットプラントの建設が進められています。将来的には商業規模への移行も視野に入れており、北米における重要鉱物サプライチェーンの強化に貢献する取り組みです。ガリウムは半導体や電気自動車などに不可欠な素材であり、本プロジェクトはエネルギー転換や先端産業を支える重要な一歩と位置付けられています。