日本での当社の活動は、1920年にアメリカ・カリフォルニア州からの最初のホウ酸塩の出荷が始まったときに遡ります。
世界が必要とする素材を、責任ある形で提供する
リオティントは、オーストラリアの環境技術企業Calixと共同開発契約(JDA)を締結し、西オーストラリア州でCalixのゼロエミッション製鉄技術(Zero Emissions Steel Technology、以下Zesty™)の実証プラント建設を支援します。この技術は、ピルバラ産鉄鉱石を低炭素製鉄に活用できる可能性を秘めています。
承認されれば、実証プラントはパース南部のクウィナナに建設されます。場所は、以前リオティントが発表したBioIron™研究開発施設および関連パイロットプラントの予定地を活用します。
リオティントは、BioIronの炉設計について、技術的リスクを最小化し性能を最適化するために追加開発が必要と判断しました。長期的にはBioIron技術の可能性には引き続き期待しており、ノッティンガム大学やメッツォ社との研究開発は継続します。
リオティントは、CalixのZestyグリーンアイアン実証プラントを、プロジェクトの進捗に応じて技術・設備および資金の両面で支援し、総額3,500万豪ドル以上を投資します。また、Calixは、このプロジェクトに対してオーストラリア再生可能エネルギー庁(ARENA)から4,490万豪ドルの支援を受ける予定です。Zestyプロセスは、低品位鉄鉱石に対応し、電気加熱と水素還元を用いて炭素排出量の少ない方法で鉄を生産します。
詳しくは英語リリースをご覧ください。