リオティント、より強固でシンプルな体制で業界トップクラスのリターンを目指す


2025/12/05

リオティントは、2025年キャピタル・マーケット・デーにおいて、より強く、より鋭く、よりシンプルな企業体制を通じて業界をリードするリターンを実現するための戦略を発表します。

最高経営責任者(CEO)のサイモン・トロットと経営陣は、リオティントが可能性を最大限に発揮し、「最も価値ある金属・鉱業企業」になるための戦略を説明します。この戦略は、適切な資産を適切な市場に投入し、多様化したモデルを活用して市場をリードする業績と業界トップクラスのリターンを提供することを基盤としています。

3つの戦略的柱は、業績とリターンにおける飛躍的な変革を推進します。

  • 運営の卓越性:鉄鉱石、銅、アルミニウム&リチウムという3つの世界トップクラスの事業に集約し、安全を最優先に、生産性向上に徹底的に取り組み、最高水準の鉱床知識を活用します。 
  • プロジェクト遂行:プロジェクトを確実かつ効率的に大規模で実行し、有機的成長へ向けた新たな選択肢を見出します。
  • 資本規律:厳格な資本配分を継続し、強固で柔軟なバランスシートを維持しながら、業界をリードするリターンを確保します。

以下の重点分野を通じて価値を創出します。

  • 業界を牽引する生産成長:2025年に7%の成長を見込み、2030年まで年平均3%(CAGR)の生産成長を達成する見通しです。これは、銅(オユトルゴイ)、鉄鉱石(シマンドゥ)、リチウム(アルカディウム、リンコン)の稼働と生産拡大によって支えられています。 
  • 就任後最初の3か月で年間6億5,000万ドルの生産性向上効果を達成し、さらに大幅な向上を目指します:これには、簡素化された組織(3つの製品グループ、階層の削減、各資産への権限委譲)、強化された運営規律(生産性と効率性を重視し無駄を排除)、そしてポートフォリオの選択と集中(非中核プロジェクト、調査、プログラムの停止)が含まれます。
  • 既存資産から50億~100億ドルを戦略的に解放します:第三者資金調達が資本コストを下回る場合にキャッシュを解放します。これには、土地、インフラ、鉱山および加工設備に関する商業的な、あるいはパートナーシップ、所有形態の選択肢を検討することが含まれます。鉄およびチタン事業、ホウ素事業の戦略的見直しは計画通り進捗しており、次の段階ではこれらの資産の市場価値をテストすることになります。

リオティントCEOサイモン・トロットは次のように述べています:

「私たちはリオティントの次なる章に向け、強みを基盤に事業を洗練し、簡素化し、業界をリードするリターンを実現します。規律、生産性、そして比類なき成長を通じて、世界クラスの資産ポートフォリオの潜在力を最大限に引き出します。

私たちはすでに強力な生産性向上とコスト削減を実現しており、今後さらに改善を進めます。資産からキャッシュを解放することで、バランスシートを強化し、規律をもって将来への投資を行いながら、リターンを維持します。

経験豊富なリーダーシップチームは、株主、従業員、パートナー、そして地域社会にとって最も価値ある金属・鉱業企業になるという使命の達成に全力を尽くします。」 

プレゼンテーションにおけるその他のハイライト

  • 2024年から2030年にかけて単位コストを4%削減します。

  • 中期の資本支出ガイダンス(2028年以降)は100億ドル未満に回帰します。これは、オユトルゴイ坑内堀り(銅)、シマンドゥ(鉄鉱石)、リチウム(主にリンコン)プロジェクトが完了し、ピルバラ(鉄鉱石)とアムラン(ボーキサイト)での代替プロジェクトが実行されるためです
  • 進行中のリチウムプロジェクトは、2028年までに年間約20万トンの生産能力に到達する予定です。追加の資本投資は、市場とリターンによって裏付けられた場合にのみコミットします。
  • EBITDAは、長期的なコンセンサス価格に基づき、2030年までに最大40~50%増加する可能性があります。これは、銅換算で20%の生産成長、運営の卓越性、資本規律によって推進されます。
  • 今年のアルミニウムと銅の貢献により収益の多様化が進み、中期的には主要コモディティ全体で財務がより均衡します。
  • 強固なバランスシートを維持し、健全な純負債水準により、景気変動に対応できる柔軟性を確保します。株主還元方針(40~60%)は9年間一貫して維持しています。
  • 排出量を50%削減する競争力のある脱炭素化ロードマップにより、2030年までの脱炭素化資本支出見積りを10億~20億ドルに修正します(従来は50億~60億ドル)。これは、エネルギー開発事業者が投資する再生可能エネルギーを活用していること、そして財務規律に基づく資本配分の原則を反映しています。なお、ネットゼロ排出削減の中でも最も困難な部分を達成するために必要な技術の成熟には時間を要します。

2025年の銅生産ガイダンスは860~875千トンに上方修正され(従来は780~850千トン)、単位コストガイダンスは80~100セント/ポンドに引き下げられました(従来は110~130セント/ポンド)。

2025年のボーキサイト生産ガイダンスは従来の59~61百万トンを超える見込みであり、アルミニウムは3.25~3.45百万トンのガイダンス範囲の上限に達する見込みです。

IOCの2025年生産ガイダンスは9.0~9.5百万トンに下方修正されました(従来は9.7~11.4百万トン)。

2026年の生産および資本ガイダンス、中期資本ガイダンスは以下の通りです。


生産ガイダンス

2025年(更新を含む)

2026

鉄鉱石販売量ガイダンス(100%ベース、百万トン)

--

343~366

ピルバラ(100%ベース、百万トン)

323~338(下限)

323~338

シマンドゥ(100%ベース、百万トン)

--

5~10

IOC(百万トン)

9.0~9.5(リオティント持分生産、
更新後レンジ)

15~18(100%販売ベース)

銅(連結、千トン)

860~875(更新後レンジ)

800~870

ボーキサイト(百万トン)

> 61(ガイダンス超過)

58~61

アルミナ(百万トン)

7.4~7.8

7.6~8.0

アルミニウム(百万トン)

3.25~3.45(上限)

3.25~3.45

リチウムLCE(千トン)

--

61~64

 

 

資本支出ガイダンス

2025年見通し

2026年見通し

中期(年間)

グループ全体

約110億米ドル

最大約110億米ドル

最大100億米ドル

 

プレゼンテーション資料およびライブ配信(12月4日GMT午前8時|AEDT午後7時開始)は、www.riotinto.com/investorseminarsからご覧いただけます。

※本プレスリリースは、12月4日に配信されたリリースの日本語翻訳版です。


リオティントについて:

リオティントは、世界35カ国で事業を展開する大手資源会社です。鉄鉱石、銅、アルミニウム、リチウムなど、人々の生活に不可欠な鉱石や金属を生産し、二酸化炭素排出量のネットゼロを実現するために、世界が求める素材をよりよい形で提供することを追求しています。リオティントは、日本にとって金属・鉱物の最大のサプライヤーの一社であり、低炭素社会の実現に向け、最も重要なパートナーとして長年にわたり信頼関係を深めてきた日本の企業との取り組みを強化しています。

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