日本での当社の活動は、1920年にアメリカ・カリフォルニア州からの最初のホウ酸塩の出荷が始まったときに遡ります。
世界が必要とする素材を、責任ある形で提供する
リオティントは、2024年度第1四半期の生産実績を発表しました。
リオティントのCEO、ヤコブ・スタウショ―ンは、今期の生産実績に関し次のように述べています。「私たちは、1月の飛行機墜落事故で4名のダイアヴィクの従業員と2名の航空会社乗務員を失い、深い悲しみを経験しました。この悲劇により、今後も安全について決して気を緩めないという決意を強くしました」。
「第1四半期はボーキサイトとアルミニウム事業の操業が引き続き改善し、また世界中の操業地域における季節的な課題を克服しながら安定した業績を達成しました。その結果、全生産品において2024年通期の生産見通しを維持しました。オユトルゴイ銅鉱山では坑内堀り鉱区の増産を進め、マタルコ事業においては、初めて四半期を通してリサイクル・アルミ製品の生産を達成し、そして、ギニアのシマンドゥ高品位鉄鉱石プロジェクトも更に前進させることができました。このように、当社は引き続きエネルギー転換に必要とされる原料供給の増強に一層注力しています」。
「グラッドストンの事業において、競争力のある再生可能エネルギー転換に向けた重要な一歩となる電力購入契約を締結し、当社の脱炭素化に向けた取り組みを継続しています。これは、当社の2030年排出量目標達成に向けた最大のテコとなるものです。また、BHP、ブルースコープとオーストラリア初の製鉄用電気製錬炉パイロットプラントの開発に向け提携し、鉄鋼の脱炭素化に向けた取り組みも進めています。当社は引き続き長期的な戦略を追求し、収益性の高い成長への投資と魅力的な株主還元を実現しながら、オペレーショナル・エクセレンスを実現するための確かな道筋を歩んでいます」。
Production*
2024 年第1四半期
前年同期比
前期比
ピルバラ鉄鉱石出荷量 (100%ベース)
百万トン
78.0
-5%
-10%
ピルバラ鉄鉱石生産量(100%ベース)
77.9
-2%
-11%
ボーキサイト
13.4
+11%
アルミニウム**
千トン
826
+5%
銅鉱石
156
+7%
-3%
酸化チタンスラグ
254
-8%
IOC***鉄鉱石ペレットとコンセントレート
2.6
+3%
*特に記載のない限り、リオティントの持分
**アルミ新地金のみを含む
***Iron Ore Company of Canada